東京都 品川区 K様邸 全面改装リフォーム
耐震・バリアフリー・断熱ワンフロアで 生活できる安心安全のセカンドライフ
耐震の心配やこれからのセカンドライフを見据えて大規模なリフォームを考えていたK様。
キタセツでは設計士を交えたプロジェクトチームを作り、新体制で対応しました。
耐震補強の他、ワンフロアでの生活スタイルや断熱、収納や採光など細部までこだわった住まいの完成です。
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東京都 品川区 K様邸 全面改装リフォーム 施工前
●住宅は基礎が肝心、 耐震の見直しを。 K様邸は昭和56年以前の耐震基準で建てられた住宅で、築約30年が経っており、木材の腐食が進んでいることから一番の心配点は「耐震」でした。建て替えか、リフォームか悩まれていたK様ご夫婦。現在の進歩した耐震補強工事では基礎部分が持ち直せる事が可能で、長年暮らした愛着のあるお住まいに手を加えて"長持ちする家"へとリフォームするプランをご提案させていただきました。 |
プラン
●コンパクトな同線で効率よく暮らす。K様は隣り合った戸建住宅を2戸所有しています。
今回の工事では、この2つの建物を「渡り廊下」でつなげて行き来できるようにし、
1階にリビング・キッチンと水周り、寝室を配慮してワンフロアで完結できるリフォームを計画しました。
また、この先を見据えて家中の段差をなくし、浴室や階段に手すりを設けたり、
万が一の場合にお互いの介助ができるようトイレの間口を広く作ったりと随所にバリアフリーを考慮いたしました。
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1F |
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2F |
東京都 品川区 K様邸 全面改装リフォーム 施工中
工事は基礎・土間・柱・梁だけの スケルトンの状態にするところから始まりました。 基礎の傷んだコンクリート部分には、 軽くて強いカーボンファイバーを 特殊な接着材を使って巻きつけ、 強度の増加を計りました。 そして、基礎と土台、 土台と柱の結合部は特殊な金物を使って一体化し、 新築同様の がっちりとした骨組みに補強しました。 このように、住宅は基礎が肝心です。 築年数の経った住宅にはメンテナンスが必要です。 |
東京都 品川区 K様邸 全面改装リフォーム 施工後
◎明るく暖かな癒しの空間へ。
南側にあった建物を減築したことで、昼間でも電気を付けるような薄暗い空間が、明るい陽だまりのリビングに生まれ変わりました。 |
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◎耐印象的な「筋かい」の柱
震補強のひとつに柱と柱の間に斜めに入れる 「筋かい」があります。 K様邸では筋かいの上に あえて壁を作らず、 空間に広がりを持たせました |
まっ白いペイントが施された玄関にも筋かいが。 |
◎I型からコンパクトなL型へと変更。
LDKの拡大により、キッチンでの作業同線も見直しました。以前から、キッチンにこだわりを持っていらした 奥様のご希望によりL型キッチンを取り入れ、それに合わせたレイアウトになっています。 コンロもガスからIHへと安全性やお掃除などの面も考慮されています。 |
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◎快適な水廻りへ
【トイレ】 空間をぜいたくに使い、万が一介助が必要になった場合を考えて 間口を広く設けてあります。 |
【洗面台】 全体的に水廻りは淡いピンク色の機器で統一。収納量もあり、機能性としても優れています。 |
【ユニットバス】 浴槽選びには納得されるまで時間を掛け、 限りあるスペースでも広々と使用できる浴槽を選択しました。 |
◎収納をたっぷりと作りました
収納には①探さないこと(時間的効果)
②二度買いしないこと(経済的効果)
③イライラしないこと(精神的効果)
の3つの効果があると言われています。
収納のポイントは
「分類」です。きちんと分類することで、
適材適所にモノが配置でき、使いたいときにすぐに使うことができます。隠す収納では、
物を詰め込みすぎず、定位置管理と適正量を考えるのがコツ。
見せる収納では、飾ることでお住まいの方のオリジナリティを演出する楽しさがあります。
新たにできた「渡り廊下」には 棚板可動式の壁面収納。本や雑貨、 フォトフレームなどディスプレイしながら 「見せる収納」が楽しめます。 |
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【▲床下収納】果実酒を入れるスペースの為、ビンが割れないように無垢材ですので「すのこ」を造作しています。 | 【▲台所の床下収納】は断熱効果の高い製品を採用。 足元からの冷えを最小限に抑えます。 |
← 階段下のデッドスペースは、奥行き約170センチの大きな収納に。 タンスなどの大きな家具も収納可能です。 |
■住宅エコポイント対象。 一戸建て住宅は冬は寒く夏は暑いと思われがちですが、 近年では断熱材やペアガラスの浸透で断熱性能がアップしてきました。 K様邸では、断熱材のグラスウールを壁・床に敷き詰め、さらに既存の開口部①には インナーサッシを取り付けて二重構造にし、 新しく作った窓にはペアガラスを入れて、 断熱効果をアップさせました。 ※2010年現在、窓の断熱改修と外壁、屋根・天井又は 床の断熱改修は住宅エコポイントの対象 になっています。 既存の窓枠を壊すことなくインナーサッシは、 取り付けられます。ガラスの間に空気層ができるので 断熱効果・防音効果が期待できます。 |
担当スタッフからのメッセージ
K様邸の工事にて、初めて設計士を交えて工事を進められたことは、私にとって大変勉強になりました。人の同線や視線を考慮した空間のプランニングから現場の進行に至るまで、多くの学びがありました。これからは、この経験を活かして仕事に励んでまいりたいと思います。 このたびは私どもにリフォーム工事を任せていただき、誠にありがとうございました。 >>キタセツのスタッフ紹介 営業部 を見る |